ヘンリー王子が子どもたちの姿をインスタで積極的に公開 母ダイアナ元妃の事故死の教訓はどこへ


ヘンリー王子(40)は、アーチー王子(6)とリリベット王女(4)を公けに見せることへの抵抗感が強く、長らく子どもたちの写真を出すことに否定的だった。それは、母親のダイアナ元妃がパパラッチに追われて交通事故死したことに関係があるとされる。ヘンリー王子は、母親の突然の死については今でもトラウマを抱えていると繰り返していて、だから子どもたちを見せるのは「歴史が繰り返される」と極力避けてきたのだ。

【写真】ダイアナ元妃と幼い頃のヘンリー王子とウィリアム皇太子

 それがこのところ、インスタグラムで世界に向けて公開する動画に子どもたちがひっきりなしに登場している。父の日にアーチー王子が父親から絵本を読み聞かせてもらうシーンでは、アーチー王子の顔はぼやけているものの正面からすべて映っている。これまでのヘンリー王子の「子どものプライバシーを守る」意思とは矛盾すると驚く声があがっている。

 しかし、これには理由がある。実は、チャールズ国王(76)を意識してのことなのだ。2人の孫を動画で目にした国王に「何を見逃しているかを気付かせ、後悔してもらいたい」というヘンリー王子の想いが込められているのだ。

■孫に会おうとしないチャールズ国王

 チャールズ国王は今、オンラインで2人の孫に会う機会さえも持とうとしていない。ヘンリー王子は、そのことに強い不満を抱いていて、怒りさえ覚えているのだ。「こんなにかわいい孫に直に会いたくないのか」といら立ち、その結果、子どもの顔を出して国王の情に訴えているのだろう。

 しかし今のところ、チャールズ国王からは反応がないので、ヘンリー王子は次の手として、2027年7月に開かれる次回のインビクタスゲーム(戦争などで傷ついた兵士らの国際スポ―ツ大会)に国王と兄のウィリアム皇太子(43)などを招待する予定だ。会場がイギリスのバーミンガムなので参加しやすいはずだとも考えているのだろう。

 だが、英王室専門家はその行動は「国王を困難な立場に置くことになる」と警告する。国王は軍の最高司令官で、インビクタスは軍事関連の重要な慈善団体だ。だから、出席することは国王の「仕事」ともいえるわけだが、国王が出席すれば、ヘンリー王子はもとよりメーガンさん(43)と2人の孫との接触が避けられない状況になってしまう。



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