脱税疑いでゼネコン下請け告発 4億円所得隠し現金保管か


 関係者によると、架空経費の計上で4億1500万円の所得隠しがあり、大半を現金で自宅に保管していたとみられる。同社は大手ゼネコンの下請けとして橋梁の製造や工事を手がけていた。

 告発容疑は2023年5月期までの3年間、複数の下請け事業者に対し、架空の工事費を計上するなどして約4億1500万円の所得を隠し、法人税を脱税。これに伴う消費税の支払いも免れていた疑い。

 民間調査会社によると、同社の23年5月期の売上高は約14億1千万円で、20年5月期の8億円余りから急増。自然災害の増加や、老朽化した橋梁の点検、補修で売り上げを伸ばしていたという。



Source link