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トランプ大統領は1日、今月9日の相互関税の交渉期限の延長について「考えていない」と否定し、日本との関税協議で合意できるか「疑わしい」と述べました。
トランプ大統領「日本との合意は疑わしい。取引が成立できるか疑っている。彼らはとても強硬だ。そして甘やかされている」
トランプ氏は日本について、「とても強硬だ」と述べ、アメリカ産のコメや自動車を受け入れないと不満を示し、「我々は素晴らしい関係を築いてきたが、貿易に関しては非常に不公平だ」と改めて批判しました。
その上で、日本に対し、書簡を送り「30%か35%、あるいは我々が決めた税率を支払ってもらう」などと通告する考えを示しました。
トランプ政権は相互関税の上乗せ分の発動を9日まで停止していて、日本には現在10%の一律関税が課されています。
停止期限が延長されない場合は上乗せ分の関税が発動し、税率は24%になるとみられていましたが、トランプ氏はさらに高い税率を示して圧力を強めた形です。