韓国の李在明大統領、就任１か月会見で早期訪日に意欲…北との関係は「断絶した疎通を再開する」

３日、ソウルで記者会見する李在明大統領＝ロイター

　【ソウル＝仲川高志】韓国の李在明（イジェミョン）大統領は３日、就任から４日で１か月となるのを前に記者会見を開いた。「早いうちに日本に一度行くつもりだ」と述べ、早期の訪日に意欲を示した。

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　韓国主要紙・東亜日報は３日、李氏が今月末に日本への訪問を検討していると報じた。李氏は６月の石破首相との会談で、首脳の相互往来「シャトル外交」を再開し、日韓関係の安定的発展を目指す考えを確認していた。

　李氏は北朝鮮による日本人拉致問題について「（日本で）関心が非常に高いことは理解しており、韓国政府としてできることがあれば協力したい」と述べた。

　北朝鮮との関係については、「強力な国防力を基に挑発に徹底的に備える」とした一方、「断絶した南北間の疎通を再開する」と説明し、対話の必要性を訴えた。