アメリカのトランプ大統領は、関税に関する書簡を4日から各国に送り始める考えを示しました。
トランプ大統領
「アメリカと取引するならこれだけ払えという内容の手紙をおそらく明日から1日10通程度、送り始めるつもりだ」
トランプ大統領は3日、記者団に対し、関税をめぐって多くの国と協議するのは非常に複雑だとして、アメリカが決めた税率などを記した書簡を4日から各国に送り始める考えを示しました。
さらに、維持や管理のしやすいシンプルな形の合意にしたいとして、「20%か25%か30%の関税を払ってもらう、それだけのことだ」と述べました。
トランプ政権は、「相互関税」の上乗せ部分を一時停止していて、7月9日の期限を前に各国との協議を進めていますが、ベッセント財務長官は、期限内に合意できなかった場合、税率をどうするかはトランプ氏の判断に委ねられるとしています。
テレビ朝日報道局