【カイロ共同】ロイター通信などによると、イエメン西部ホデイダ沖の紅海で6日、リベリア船籍の貨物船が武装グループに襲撃された。小型ボートから銃撃や無人艇の攻撃を受け火災が発生し、貨物船は浸水を始めたという。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による犯行の可能性があるが、声明は出ていない。
フーシ派は5月上旬、紅海での船舶攻撃をやめるのと引き換えに、米軍によるイエメン空爆を停止することでトランプ米政権と合意。ただ、敵対するイスラエルの関連船舶は合意の対象外とされ、攻撃を続ける構えを示していた。今回の貨物船がイスラエルと関係しているかどうかは不明。