韓国プロ野球ハンファ・イーグルスの大田(テジョン)ハンファ生命ボールパークの名物として期待を集めた世界初の野球場インフィニティプールに、8日の正式オープンを控えて予想外の問題が浮上した。
最近SNSとオンラインコミュニティでは「3時間ずっと水が落ちてきた」という観客のコメントと写真と多数掲載された。写真では椅子と床が水に濡れた跡が鮮明に見え、掲示者は「プールから水が落ちてくる。このままでは正式運営も心配」と指摘した。
インフィニティプールは三塁側4階の横15メートル、縦5メートル、深さ1.2メートル規模の野外プールで、最大40人まで収容可能だ。
球団側は今月1日から試験運営に入り、8日の起亜タイガーズとのホーム試合から一般ファンを対象に正式運営する計画だ。
しかし試験運営期間に利用客が水遊びをしたり水着で移動したりしながら水が下の座席に落ちる事例が繰り返し発生した。一部では漏水疑惑も提起された。
球団側は「下に落ちる水は漏水ではない。プール利用客の行動による現象」とし「追加の安全要員を配置し、観覧客の統制を強化する」と明らかにした。