小沢一郎氏、元秘書の鶴保庸介氏“失言”を猛批判「こんな人物が参院予算委員長とは呆れ返る」


【写真】野田聖子氏と事実婚を報告する元秘書

 鶴保氏が沖縄北方担当相時代の2016年、沖縄県の米軍施設工事への反対派をめぐり「土人」となじった機動隊員の発言について、差別とは断じられないとの見解を表明したことを念頭に「沖縄担当大臣当時も『土人発言』容認発言に加え、『沖縄振興策は選挙結果次第』などと暴言を繰り返してきた人物。こんな人物が参院予算委員長とは呆れ返る。正に自民党の象徴。和歌山でも全国でも自民党へ鉄槌を」とつづった。

 鶴保氏は国会議員になる前、小沢氏の秘書を務めていたこともある。

 鶴保氏は8日の会合で、地震発生後、被災者が住む地域以外でも住民票の写しを取得できるようになるなど、政府が進める「2拠点地域居住」の取り組みに言及する中で「運のいいことに能登で地震があったでしょう」と発言。「金沢にいても輪島の住民票が取れるようになった」「やればできるじゃないか、という話をした」などと述べた。深夜になって「被災者への配慮が足りず言葉足らずだった。深く反省し、陳謝の上、撤回する」とするコメントを出し、発言を撤回した。

 9日午前には和歌山市で記者会見を開き、あらためて謝罪。被災者に対する心ない発言でもあり、野党からは議員辞職を求める声も出ているが、鶴保氏は会見では離党や議員辞職を否定した。



Source link