ウクライナ情報機関職員が銃撃され死亡、暗殺か


【画像】射殺される直前のSBU職員の様子

SBUの広報担当者はCNNに対し、捜査が進められていると説明したが、職員の身元に関する詳細は明らかにしていない。

事件の様子が映っているとされる無音の防犯カメラ映像が現地のテレグラムで共有された。CNNは映像の真偽を独自に確認できていないが、映像の場所はキーウ警察が公開した現場の公式写真と一致している。

映像には、白昼にアパートから出てくる男性が映っている。バッグをいくつか持った男性が、近くに駐車していた車に向かって歩いていると、銃を手にしているとみられる覆面の人物が近づいてくる。容疑者は発砲し、バッグを持った男性が地面に倒れ込む。通行人が逃げる様子が映っている。

覆面をした人物は、再び発砲してから逃走したように見える。

キーウ警察は容疑者の身元を「特定しているところ」で、他の法執行機関と連携して捜査を進めていると述べた。被害者には銃創があり、現場で死亡している状態で発見された。

SBUはウクライナの主要な治安機関であり、先月、ウクライナがロシアの軍用飛行場に対して行った大規模なドローン(無人機)攻撃にも関与した。

「クモの巣作戦」と称されたこの攻撃により、ロシアは戦略爆撃機や希少な偵察機を含む、軍用機数十機が破壊されたり、損傷を受けたりした。

ウクライナの治安当局者は以前CNNに、化学兵器使用の疑いで同国政府から指名手配されていたロシア軍のイーゴリ・キリロフ中将の暗殺にSBUが関与していたと語っていた。



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