人気アニメ「鬼滅の刃」新作「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が7月18日公開。最終決戦が描かれる本作で、主人公・竈門炭治郎を2019年の「立志編」から演じ続ける声優、花江夏樹さんが役作りの核心と「無限城編」への思いを語りました。
「鬼滅の刃」シリーズ概観と「無限城編」の重要性
吾峠呼世晴原作「鬼滅の刃」は、コミックス累計1.5億部超。アニメ「竈門炭治郎 立志編」で始まり、劇場版「無限列車編」は国内興行収入歴代1位(約404億円)を記録。「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」を経て、「無限城編」は物語のクライマックス三部作の始まりです。
花江夏樹が明かす竈門炭治郎「役をつかんだ瞬間」
約6年間炭治郎を演じる花江夏樹さんは、「立志編」第二話で役を「掴んだ」と明かします。第一話は過酷な展開と炭治郎の若さで「デフォルメかナチュラルか」と模索が続いたそうです。
劇場版『鬼滅の刃』無限城編への期待を語る、竈門炭治郎役の声優・花江夏樹
転機は第二話の、炭治郎が禰豆子の籠を作り村人と交流する温かいシーン。花江さんはこの描写を通じ、炭治郎の本質的な優しさを深く理解。これが演技の確固たる基盤となったと振り返ります。花江さんの表現は炭治郎の成長と共に深化しています。
花江夏樹さんの繊細な演技は、「無限城編」で集大成を迎えるでしょう。長年の経験とキャラクターへの深い理解が、鬼殺隊と鬼の最終決戦に深みと感情を吹き込みます。ファンは、花江さんの魂のこもった演技を通じ、炭治郎の最終的な運命を見届けることを心待ちにしています。