宮澤エマ、映画『国宝』100億円突破記念!衝撃の“極妻”姿と京の情景を公開

映画『国宝』が遂に興行収入100億円の大台を突破し、日本映画界に新たな歴史を刻みました。この壮大な作品で主人公の継母役を演じた宮澤エマさんが、19日までに自身のインスタグラムを更新。劇中の“極妻”(ごくづま)扮装でカメラを見据える姿を公開し、その美しさと迫力が大きな話題を呼んでいます。

映画『国宝』の壮大な物語と宮澤エマの熱演

映画『国宝』は、任侠の家に生まれ、美しい顔を持つ喜久雄が、抗争で父を亡くした後、上方歌舞伎の名門・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へと飛び込む約50年にわたる壮大な一代記を描いています。宮澤エマさんが演じるのは、喜久雄の父である長崎・立花組組長・権五郎の後妻「マツ」。物語の重要な局面で存在感を示す、強烈なキャラクターです。

宮澤エマが魅せる“極妻”姿と京の情景

宮澤さんは、公開した“極妻”写真と共に「Once upon a time in Kyoto」というメッセージを添えました。さらに、京都の鴨川沿いを三条から歌舞伎の始祖である出雲の阿国像を見上げ、四条の南座まで歩いた風景や、東本願寺の「人は出会いによって育てられ、人生は別れによって深められる」という法語などもインスタグラムにアップ。役柄の世界観と京都の情緒が融合した投稿は、ファンを魅了しました。

宮澤エマさんが映画『国宝』の役柄「極妻」姿でカメラを見つめる姿。その美しさと迫力が話題に。宮澤エマさんが映画『国宝』の役柄「極妻」姿でカメラを見つめる姿。その美しさと迫力が話題に。

華麗なる家系と確かな実力:宮澤エマの多才なキャリア

宮澤エマさんの母方の祖父は、東京大学出身の元総理大臣・宮澤喜一氏。父親はアメリカ人で元外交官、母親は喜一氏の長女・啓子さんです。さらに姉はハーバード大学を卒業し、現在はニューヨークでアパレルブランドを経営しています。宮澤さん自身も、オバマ元大統領も在籍したオクシデンタル大学に入学後、1年間ケンブリッジ大学へ留学した才媛として知られています。芸能界入り後も着実に実力をつけ、NHK朝ドラ『おちょやん』ではヒロインの人生に深く関わる継母・栗子役を、また『らんまん』ではヒロインの叔母役を演じ、お茶の間にもその名が広く知られるようになりました。

邦画実写の歴史的快挙!『国宝』100億円突破の意義

今回の邦画実写作品における興行収入100億円超えは、2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』以来、実に22年ぶりとなる快挙です。歴代興収ランキングでも、『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(173.5億円)、1983年の『南極物語』(110億円)に次ぐ第3位に浮上し、第2位に躍り出るのも時間の問題とされています。また、宮澤エマさんは『国宝』だけでなく、現在公開中の『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』にも出演しており、こちらも興行収入30億円を超えるヒットを記録しています。

映画『国宝』の歴史的成功と宮澤エマさんの多岐にわたる活躍は、日本映画界に新たな活気をもたらしています。彼女の今後のさらなる飛躍に期待が高まります。

参考資料