朝ドラ「あんぱん」第83回:西日本大地震が勃発!今田美桜演じるのぶが祈る家族と嵩の安否

NHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合・月~土、午前8時~ほか)は、女優の今田美桜が主演を務め、連日多くの視聴者の注目を集めています。来る7月23日(火)に放送される第17週「あなたの二倍あなたを好き」の第83回では、日本を揺るがす大事件が発生し、物語が大きく動きます。今回は、放送を前にそのあらすじと見どころをご紹介します。

激動の第83回:西日本大地震の衝撃と安否の行方

昭和21年12月、上京してから2か月が経ち、それぞれが忙しい日々を送る中、日本列島を未曾有の災害が襲います。西日本で大規模な地震が発生し、広範囲にわたって甚大な被害をもたらしました。電信が不通となり、現地からの情報は錯綜するばかり。東京にいる主人公・朝田のぶ(今田美桜)は、遠く離れた家族と、高知にいる柳井嵩(北村匠海)の安否を案じ、深い不安と恐怖に襲われながら、ただひたすら彼らの無事を祈るしかありませんでした。この緊迫した状況が、のぶの心にどのような影響を与えるのか、注目されます。

不安げな表情で家族と柳井嵩(北村匠海)の無事を祈る朝田のぶ(今田美桜)不安げな表情で家族と柳井嵩(北村匠海)の無事を祈る朝田のぶ(今田美桜)

高知新報での混乱と嵩の安否

地震の報は、高知新報の編集室にも大きな混乱をもたらしていました。散乱する資料を片付けようと奔走する琴子(鳴海唯)の姿が見られます。東海林(津田健次郎)と岩清水(倉悠貴)も厳しい表情で帰社しますが、そこには柳井嵩の姿がありませんでした。高知の状況が明らかになるにつれ、嵩の行方がわからず、焦燥感が募ります。彼に一体何があったのか、そして高知新報の面々はどのようにこの危機を乗り越えるのでしょうか。

朝ドラ「あんぱん」作品概要:やなせたかし夫妻の物語

NHK朝ドラ通算112作目となる「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと、その妻である小松暢さんの夫婦をモデルにしたフィクションのオリジナルストーリーです。脚本は「花子とアン」(2014)で大きな反響を呼んだ中園ミホが再び手掛け、激動の昭和を生き抜いた二人が、様々な困難を乗り越え、「逆転しない正義」を体現するアンパンマンというキャラクターに辿り着くまでの軌跡を描いています。

ヒロインの朝田/若松のぶ役は、「おかえりモネ」(2021)以来2度目の朝ドラ出演で初主演となる今田美桜が務め、やなせさんをモデルとした柳井嵩役は実力派俳優の北村匠海が演じます。ドラマの主題歌にはRADWIMPSの「賜物」が選ばれ、感動的な物語を彩ります。また、語りは林田理沙アナウンサーが担当し、視聴者を物語の世界へと誘います。

第83回は、登場人物たちの絆と試練が深く描かれる重要な回となるでしょう。家族や大切な人の安否を巡るのぶと高知新報の人々の葛藤は、多くの共感を呼ぶはずです。ぜひ、彼らの運命の行方にご注目ください。

参考資料