【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は22日、フランスから供与された戦闘機「ミラージュ2000」が墜落したと発表した。任務中の墜落で、パイロットは無事だったという。
【写真】ロシア、米の停戦要請もウクライナに大規模攻撃 各地で被害
フランスは今年初め、ウクライナへのミラージュ2000戦闘機の供与を開始した。
ゼレンスキー氏は23日早朝の演説で、「残念ながら、われわれの戦闘機を失った」とし、フランスから供与されたミラージュだったことを明らかにした。
「パイロットは脱出に成功した。ロシア軍によって撃墜されたわけではない」と説明した。
ウクライナ空軍によると、墜落は22日夕の飛行任務中に発生した。「地上での犠牲者はいなかった」という。
戦力不足が続くウクライナ軍にとって、戦闘機の墜落はさらなる打撃となった。【翻訳編集】 AFPBB News