シリア北部の米軍撤収完了 米国防長官


 【ワシントン=住井亨介】ロイター通信は5日、シリア北部に駐留していた米軍の撤収が完了したとするエスパー米国防長官のインタビュー内容を報じた。エスパー氏は約600人規模の米軍を北部地域以外に再配置する考えも示した。

 ロイターによると、約1千人いたシリア駐留米軍は4割減になる。エスパー氏は今後の状況により多少の増減があることも示唆した。

 トランプ政権は10月、トルコによるシリア北部侵攻をめぐり、同地域からの米軍撤収を決定。その後、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)からの防衛を目的に、米軍を北東部の油田地帯に配置するとしていた。



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