「結論までに時間、歯がゆい」東名あおり控訴審判決に遺族落胆

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東名高速道路のあおり運転事故の控訴審判決を受け、記者会見する萩山嘉久さんの母、文子さん=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

東名高速道路のあおり運転事故の控訴審判決を受け、記者会見する萩山嘉久さんの母、文子さん=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 平成29年に萩山嘉久さん=当時(45)=夫婦が死亡した東名高速道路のあおり運転事故で、東京高裁は6日、無職の石橋和歩(かずほ)被告(27)を懲役18年とした1審判決を破棄し、審理を差し戻した。萩山さんの母、文子さん(79)は判決後に東京都内で記者会見し、「前進ではなく後退。裁判がさらに長引き、結論が出るまで時間がかかると思うと歯がゆい」と語った。

 「(1審の)懲役18年の判決より軽くなってほしくない」。文子さんはそう願って法廷に赴いたが、高裁判決は1審判決を破棄し、審理を横浜地裁に差し戻す内容に。「まさかこんな判決が出るとは思わなかった。逆戻りした感じで、まだ頭がまとまっていない」と話し、嘉久さんの墓前に「早くいい結果を報告しなければならないのに」と言葉を詰まらせた。

 法廷で見た石橋和歩被告は無表情で「反省しているようには見えなかった」という。事故はあおり運転が社会問題化する契機となった。文子さんは「早くしっかりとした法律を作ってほしい」と期待を寄せた。

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