2025年4月、長野市で走行中の車のタイヤが外れ、4人に衝突した。4歳と6歳の男の子と15歳の女子高校生、49歳の女性の4人が搬送されたが、いずれも軽傷だった。この事故で警察は、車の整備士2人を過失運転致傷と業務上過失傷害との疑いで書類送検した。
「タイヤがドーンと」
2025年4月、長野市中越の県道で走行中の車の後輪タイヤ2本が外れ、そのうち1本が近くのたい焼き店の列に突っ込んだ。4歳と6歳の男の子と15歳の女子高校生、49歳の女性の4人が軽いけがをした。
たい焼き店の店主は事故当時、「この辺に並んでいた人に直撃したらしい。タイヤがドーンと、ものすごい音がした。それで花をダーンと倒して。怖かったから、子どもさんがずっと泣いてた」と語っていた。
車の整備士2人を書類送検
警察は、車の検査の際に、ブレーキドラムと車軸を結ぶ「ハブロックナット」と「ハブキャップ」の装着を忘れ、さらに、検査した車を運転中に異常な振動を感じながら運転を止めなかったとして市内の自動車販売会社の整備士の男性(31)を過失運転致傷の疑いで書類送検した。
また、一緒に検査を担当した別の整備士の男性(22)を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
2人とも容疑を認めているという。
(長野放送)
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