NASA、4000人が退職　全体の20％超、予算削減に反発か　米

米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）本部＝ワシントン（ＮＡＳＡが２０２０年６月提供）（ＥＰＡ時事）

　【ワシントン時事】米主要メディアは26日までに、航空宇宙局（NASA）で全職員の20％超に当たる約4000人が退職を届け出たと一斉に報じた。

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　トランプ政権の予算削減に対する反発などが背景にあるとみられ、将来の宇宙開発に影を落とす可能性がある。

　政治専門紙ポリティコは「米国で最も優秀な頭脳の大量離職は、米国が宇宙で果たす将来の役割を妨げる可能性がある」と強調。さらに「退職の波はまだまだ続くかもしれない」と指摘した。