ロシアに「国家イデオロギー」を 保守派重鎮学者が導入を提唱


 同氏はプーチン氏が毎年参加する討論フォーラム「ワルダイ会議」の創設者の一人。ウクライナ侵攻開始後の2023年には北大西洋条約機構(NATO)加盟国への戦術核兵器使用を提案する論文を発表し、国内外に波紋を広げた。

 同氏は今回、政府系シンクタンクのホームページなどで論文を発表。冒頭でロシア人を「神聖な民族」と評し、その使命は国家主権や世界の平和を守ることだと訴えた。

 ロシアには国家が支持し、根付かせるイデオロギーが必要で、教科書や芸術などを介して浸透させることが肝要と強調。「イデオロギーなしには衰退は不可避で、民族や国家の退廃を招く」と結論づけた。



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