「ナスカの地上絵」山形大が新たに248点発見 テーマ別に配置か


【写真】新たに発見された斬首を持つ人物の地上絵(図柄を線で強調したもの)。坂井教授は「頭飾りをつけていることや杖を持っていることから神官と思われる」と話した=山形大提供

 同大の坂井正人教授(文化人類学)らの研究チームが2023~24年に行った半年間の現地調査で、東西20キロ、南北15キロのナスカ台地から平均全長10メートルほどの地上絵248点を見つけた。内訳は神官や斬首の場面、コンドルなどを描いたとみられる具象的な絵が160点、幾何学図形などが88点だった。

 今回の発見で、見つかった具象的な地上絵は計893点となった。そのうち781点は、山形大が航空写真などを用いた米IBM研究所との共同研究によって発見したものだ。

朝日新聞社



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