北朝鮮敵対行動なら驚き 関係良好とトランプ氏





3日、ロンドンで記者団の質問に答えるトランプ米大統領(AP)

 トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで記者団に「もし北朝鮮が敵対的な行動に出たら私は驚くだろう」などと述べ、金正恩朝鮮労働党委員長との良好な関係を改めてアピールした。

 トランプ氏は「金氏とは非常に良い関係だ。2人とも、この関係を維持したいと思っている」と述べ、金氏は来年11月の米大統領選への干渉を望んでいないと思うと主張。米朝関係を悪化させる大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験や核実験の再開はしないとの見方を示したとみられる。

 一方で、北朝鮮側に「一定の敵意」が存在するのは間違いないと認めた上で、韓国との関係が良好かどうか分からないと指摘し、米朝関係ではなく南北関係が原因の可能性があると示唆した。

 トランプ氏の発言は、北朝鮮の国防科学院報道官が8日「非常に重大な実験」を行ったと発表する前。



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