【07月31日 KOREA WAVE】韓国仁川市中区新興洞(インチョンシ・チュング・シヌンドン)で、野良猫を交通誘導用のゴム製コーン(ラバーコーン)に閉じ込めた上、暴行して死なせた20代の男が動物保護法違反の疑いで警察の取り調べを受けている。
動物保護団体「動物自由連帯」によると、この男は6月27日午後11時57分ごろ、路地で猫を捕まえてラバコーンに押し込んだ後、素手で殴打したり踏みつけたりし、さらに火をつけるなど虐待したとされる。
団体が公開した防犯カメラ映像には、その一部始終が記録されており、ぐったりした猫を持ち去る様子も確認された。その後、猫の死骸が近くの花壇で見つかっており、男が遺棄したとみられている。
事件は、普段よく見かけていた猫が姿を見せなくなったことを不審に思った住民が周辺の防犯カメラ映像を確認したことで発覚、団体は男を動物保護法違反容疑で仁川中部警察署に告発した。
韓国の動物保護法は、動物を虐待した場合、最大で懲役3年または罰金3000万ウォン(約320万円)以下の罰則と規定。しかし実際には軽微な処罰にとどまるケースも少なくない。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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