8月1日、参政党の幹事長に就任が決定し、政務調査会長も兼務する参院議員・安藤裕氏を巡り、「週刊文春」が過去のW不倫疑惑を「証拠メール」とともに報じ、波紋を広げている。これは党ナンバー2の鈴木敦氏の“期日前不倫”に続く、参政党内の新たな不倫スキャンダルとして注目されている。
参政党の幹事長就任が決定した安藤裕参院議員
安藤裕氏の経歴と過去の女性問題
今回疑惑の当事者となっている安藤裕氏(60)は、今回の参院選比例区で当選を果たした人物だ。彼は2012年に自民党から出馬し衆院議員を3期務めた、いわゆる「魔の3回生」として知られる。しかし、2021年の衆院選には不出馬となり、その理由が「女性問題」であったと政治部記者は語る。
当時、安藤氏の不倫相手とされたのは、京都府を中心に活動する美熟女タレントの大奈氏だ。彼女はマルチタレントとして京都のラジオ局で冠番組を持つ存在。安藤氏と大奈氏双方に家庭があったため、これは「W不倫」として報じられた。
安藤裕参院議員の不倫疑惑相手とされる美熟女タレント、大奈氏
「証拠メール」が示すW不倫の事実
「週刊文春」は過去にもこのW不倫疑惑について報じており、当時安藤氏は記者の直撃に対し「不倫はない」と強く反論し、その後も一貫して疑惑を否定し続けてきた。
しかし今回、「週刊文春」が独自に入手した「証拠メール」によって、その主張が覆される形となった。メールの内容には、男女の関係を強く示唆する赤裸々なやりとりが交わされていたという。この件について安藤氏を直撃すると「ないですね」と身に覚えを否定。一方、大奈氏も「はい。先生とは支援者同士の関係で、もう昔から変わっていません」と不倫関係を否定している。
さらに「週刊文春」は、安藤氏と妻の離婚訴訟の判決文も入手しており、安藤氏はこの判決を不服として控訴している状況だ。これらの詳細、および2人がメールで交わしたやりとりの具体的な中身は、「週刊文春 電子版」で確認することができる。
まとめと今後の展望
参政党の要職に就任したばかりの安藤裕参院議員に再び浮上した「W不倫」疑惑は、特に「証拠メール」の存在によってその信憑性が高まっている。安藤氏と大奈氏双方は疑惑を否定しているものの、「週刊文春」が提示する具体的な証拠や、安藤氏自身の離婚訴訟の状況は、この問題が単なる噂ではないことを示唆している。党にとって重要ポストに就く人物の倫理観が問われる事態であり、今後の政治活動や党のイメージにも影響を与えかねない。
参考文献
- 週刊文春編集部. 週刊文春 電子版.