【08月03日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道(キョンサンブクド)の離島・鬱陵島(ウルルンド)を訪れた旅行客が、YouTube動画で「脂身ばかりのサムギョプサル(豚バラ肉)」を提供されたと暴露した問題で、鬱陵郡当局がその飲食店に営業停止処分を下した。
郡が26日、問題の飲食店に対し、食品衛生法違反の疑いで7日間(25〜31日)の営業停止命令を出した。
発端は7月19日、あるYouTuberが投稿した「鬱陵島はこういう所ですか?」というタイトルの動画。2人前のサムギョプサルを注文したところ半分以上が脂身の豚前脚肉が提供される様子や、滞在先のホテルでエアコンが故障しているのに何の対応や謝罪もなかったことが映像に収められていた。
視聴者からは「観光地としての質が問われる」「不誠実なサービス」といった批判が殺到。これを受けて、ナム・ハングォン鬱陵郡守は23日、自身のフェイスブックを通じて「郡民の皆様、そして鬱陵島を訪れてくださるすべての方々に申し訳ない」と謝罪した。
問題の飲食店の経営者は「病院に行っている間にスタッフが間違えて鍋料理用に取り分けていた前脚肉を提供してしまった。自分の不注意だった」と釈明している。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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