フワちゃん、活動休止から1年で「有吉の夏休み」不参加の衝撃!テレビ復帰への厳しい道のり

2025年9月6日の放送が発表された人気バラエティ番組『有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii』(フジテレビ系)。毎年恒例の有吉弘行(51)と気心の知れた仲間たちとの休暇企画には、今年、お笑いコンビ・さや香の新山(33)と野呂佳代(41)が新たに加わることが明らかになりました。有吉の芸能生活30周年を祝う企画も予定されている一方で、昨年まで番組の“お馴染みの顔”であった人気タレント兼YouTuber、フワちゃんの名前が今回の出演者リストにないことが注目を集めています。フワちゃんは昨年、ある不適切投稿をきっかけに芸能活動を休止していましたが、その影響が今も尾を引いているようです。

フワちゃんの炎上騒動と「有吉の夏休み」からの“全カット”

フワちゃんがメディアから姿を消すきっかけとなったのは、昨年8月4日に起こしたお笑い芸人・やす子(26)に対する不適切な投稿でした。この投稿は瞬く間に大炎上し、彼女の仕事に深刻な支障をきたす事態に発展しました。同年8月8日にはX(旧Twitter)上で謝罪文を掲載したものの、騒動は収束せず、わずか3日後の8月11日には芸能活動休止を発表するに至りました。

この騒動の影響は、翌月に放送された『有吉の夏休み』にも及びました。番組公式サイトでは「フワちゃんの今回の不適切な投稿を受けまして、フワちゃんの出演部分を編集して放送いたします」と異例のアナウンスがされ、実際のオンエアではフワちゃんの姿は“全カット”という衝撃的な対応が取られました。かつて人気YouTuberとして一時代を築き、テレビ業界を席巻していたフワちゃんでしたが、この騒動を機に、彼女はメディアの表舞台から完全に姿を消すこととなりました。

活動再開への兆しと世間の厳しい目

活動休止を発表した際の声明文で「自分のことを見つめ直す時間にできれば」と綴っていたフワちゃん。騒動から約1年が経過し、彼女が前向きな姿勢を見せ始めているという情報が一部のファンに届けられました。

今年7月29日、フワちゃんは自身のXの有料サブスクリプションサービスを通じて、活動再開を示唆するような投稿を行いました。この投稿では、「色々ゆっくり考えてます」と近況を報告し、親指を立てる“グッドポーズ”の写真も添えることで、元気な様子をアピールしました。しかし、この投稿は有料登録者のみが閲覧できるものであり、熱心なファンである「ふわギャル」に向けた限定的なメッセージに留まりました。

こうした有料サブスクでの動きに対し、世間の反応は厳しいものとなっています。フワちゃんの再始動に関するネットニュースのコメント欄には、「テレビには出ないで頂きたい」「YouTubeでの活躍にとどめた方がいいと思う」「活動するのは自由だけど、テレビに出るのは勘弁してほしい」といった拒否反応を示す声が多数寄せられています。これは、彼女のテレビ復帰に対する一般視聴者の警戒心が依然として強いことを示唆しています。

長年指摘されてきた「問題行動」:遅刻とタメ口

かつてはド派手なファッションと唯一無二のキャラクターで、テレビ番組に引っ張りだこだったフワちゃん。指原莉乃(32)の親友としても知られ、人気絶頂期には共演者から「年収7000万円」と揶揄されるほどの売れっ子でした。しかし、その一方で、ロケ現場での遅刻癖や、目上の共演者に対するタメ口など、その自由奔放すぎる言動がたびたび物議を醸してきました。

特に、2021年9月に放送された『有吉の夏休み』では、ロケに遅刻したフワちゃんに対し、有吉が「時間だけは守れって言ってるの!」と厳しく叱責する一幕がオンエアされたこともありました。週刊誌記者によると、彼女は同番組の常連ゲストであったにもかかわらず、スタッフとのリモート会議や現場での打ち合わせにも遅刻することが常態化しており、有吉からの再三の注意にもかかわらず、最後まで改善の兆しが見られなかったといいます。

他の番組でも、タメ口だけでなく大御所芸能人の名前を呼び捨てにして怒りを買うなど、フワちゃんの輪を乱すような言動は、視聴者からも批判が相次ぎ、「トラブルメーカー」というイメージが定着してしまいました。ある芸能関係者は、「やす子さんとの騒動自体は当事者間で解決していれば問題ない内容かもしれないが、それでも今なお『テレビで見たくない』という声があがるのは、やす子さんへの不適切投稿で評判が落ちたというより、テレビ出演していた頃から忌避感を抱いていた視聴者が多かった証拠だろう」と指摘しています。

有吉の夏休みでお馴染みだったタレント、フワちゃんの姿。有吉の夏休みでお馴染みだったタレント、フワちゃんの姿。

テレビ局からの「制裁」か?収録中のスマホ操作問題

フワちゃんの奔放な言動は、視聴者だけでなくテレビ局内部からも不評を買っていました。やす子への不適切投稿で炎上した直後に出演シーンがカットされた『行列のできる相談所』(日本テレビ系)での一件は、テレビ局側の“制裁”とも言える対応として注目されました。

『行列』の放送回では、フワちゃんの出演シーンがカットされたにもかかわらず、彼女の手元が“見切れ”て映し出される場面がありました。目の前に座る共演者が話しているにもかかわらず、フワちゃんがスマートフォンを操作していたこの光景は、SNS上で「収録中なのに非常識」とたちまち批判を浴びました。テレビ局関係者によると、番組スタッフは本番中のスマホいじりを続けるフワちゃんに、何度もやめるようお願いしてきたものの、最後まで聞き入れてもらえなかったといいます。本来であれば、批判が集まるようなスマホいじりのシーンも完全にカットできたはずですが、フワちゃんだとわかるようにオンエアされたことは、ある意味で番組側からの「制裁」だったと解釈する声も聞かれます。

今後の活動とテレビ復帰の可能性

前述の芸能関係者は、このような状況を踏まえ、「フワちゃんが活動を再開させたとしても、テレビ復帰は絶望的」と厳しい見方を示しています。フワちゃんは遅刻や物忘れなど、収録中に予期せぬ事態を引き起こすことが多く、テレビ各局のスタッフは彼女の扱いに頭を悩ませていたと言います。

近い将来、フワちゃんが活動を再開したとしても、テレビ局から新たなオファーが舞い込む可能性は限りなく低いと考えられます。世間での評判が回復していない現状では、番組のスポンサーからの理解を得ることも困難でしょう。

フワちゃんの今後の活動は、まずYouTubeやSNSといったデジタルプラットフォームが主軸になると予測されます。かつての人気を取り戻すためには、視聴者の信頼を回復し、自らの言動に対する深い反省を示すことが不可欠です。果たしてフワちゃんは、厳しい逆風の中でどのような舞台を選び、再出発を図るのでしょうか。その選択と今後の動向に注目が集まります。