お笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之（42）が、2月3日深夜放送のTOKYO FM「LINEヤフー 空想メディア」に出演し、親しい芸人とのエピソードを語りました。特に注目を集めたのは、「モグライダー」のともしげ（41）に対する井口の独特な評価です。
「モグライダーともしげ」の異彩を放つ個性
番組のパーソナリティーを務める高須光聖氏から、次回ゲストに推薦する人物を問われた井口は、迷わず「仲がいい人でいうと『モグライダー』のともしげさん」と回答しました。その理由として「本当に変な人過ぎる。本当に変すぎる」と、ともしげの尋常ならざる個性を強調。この井口の言葉に対し、高須氏も深く共感を示し、「ともしげはおもろいな。あんな人間いんねんな…あれで芸人というカテゴリに入ってええんやろうか」と、そのユニークさに舌を巻きました。ともしげの予測不能な言動は、芸人仲間からも一目置かれる存在であることが伺えます。
ダウンタウン松本との「伝説の飲み会」で露呈した奇行
ともしげの「変人」ぶりを象徴するエピソードとして、井口はダウンタウン松本が主催したとある「飲み会」について詳述しました。ミーハーな一面を持つともしげは、かねてより「さんまさんと飲ませてくださいよ」と井口に懇願するほど。ある時、井口が松本から「飲みにウチ来ないか」と誘われた際、仕事終わりに直行すると、そこには伊集院光、バカリズム、おぎやはぎの矢作兼といった錚々たる面々が揃っていたといいます。驚くべきことに、ともしげもその場に居合わせており、なんと四国での営業を終えてから「とにかく飲みたい」一心でわざわざ帰京し参加していたとのこと。
しかし、この貴重な飲み会の席で、熱いお笑い談義が繰り広げられる中、ともしげは「お笑いの話わかんないから寝てるんですよ」とまさかの行動に出て、井口を苦笑させました。さらに場が終わりに近づいた頃、ともしげは「松本さん誕生日なんで」と、他の誰も用意していない誕生日プレゼントを一人だけ持参していたという驚きの事実が明かされました。この予測不能でマイペースな振る舞いは、ともしげの個性を如実に物語っています。
ラジオ番組に出演し、モグライダーともしげの個性を語るウエストランド井口浩之
相方・芝が見せる寛容さと井口の心中
ともしげの破天荒なエピソードの数々に触れた井口は、相方であるモグライダーの芝大輔（40）の存在がどれほど重要であるかを冗談交じりに語りました。「（相方の）芝さんがいかに優しくて温厚かわかります。僕は友達だから良いけど、相方だったらやってらんないですよ」と締めくくった井口の言葉からは、ともしげの個性を支え、受け入れる芝の寛容さ、そして芸人としてのバランスを保つコンビの絆が垣間見えます。ともしげの型破りなキャラクターは、相方の存在があってこそ、より一層輝きを放っていると言えるでしょう。
ともしげの予測不能な言動と、それを温かく見守る周囲の芸人たちとの関係性は、お笑い界の奥深さと人間模様の面白さを改めて感じさせるエピソードとなりました。
参照元：Yahoo!ニュース
