2025年10月15日、人気K-POPガールズグループTWICEが、米ニューヨークで開催されたアメリカの有名ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーに登場しました。その“下着丸出し”とも表現されるセクシーな衣装がSNS上で大きな話題となり、ファンの間で賛否両論を巻き起こしています。K-POPガールズグループが同イベントに出演するのは史上初の快挙であり、その衝撃的なイメージチェンジは多くの注目を集めています。
「下着丸出し」の衝撃:ヴィクトリアズ・シークレットでのTWICEの挑戦
今回の「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー2025」には、TWICEからナヨン、ジヒョ、ツウィ、モモの4人が出演しました。会場入りからすでに大胆な衣装を身につけており、ナヨンは黒いドレスの無数の切り込みから肌が透けるデザイン、ジヒョは黒レースのドレスで胸からお腹にかけてが完全にシースルーでした。ツウィは首元まで覆われた長袖の白いドレスながらも、お腹の部分が大きく露出。モモは胸元が深く開いたスーツ姿で登場し、その攻めたスタイルが際立っていました。
ランウェイではさらに過激な衣装へと変貌。4人は超ミニ丈で下着が丸出しに見えるようなスタイルにファーブーツを合わせた、露出度の非常に高い装いで観客を釘づけにしました。一貫して肌の露出が多く、体のラインを強調する“攻めた”衣装は、これまでのTWICEのキュートなイメージとは一線を画すものでした。
ファンからの賛否両論:変化するTWICEのイメージ
このTWICEの挑戦的な衣装に対し、SNS(旧X)では必ずしも好意的な反応ばかりではありません。多くのファンからは、様々な意見が寄せられています。
《露出しすぎて不安になるし TWICEちゃんたちの体を安売りしないで欲しい》
《近年のTWICEの衣装がエロとかセクシーじゃなくて下品なんだよね、流れてくるたび不快まである》
《布面積少ないことよりTWICEの消費のされ方に怒りを覚える》
といった声が見られ、イメージチェンジに対して戸惑いや不快感を覚えるファンも少なくないようです。こうしたファンの懸念は、最近のTWICEの活動にも関連しています。今年の5月には、東京・表参道でのイベントでサナが白い透け感のあるレース衣装を着用し話題に。8月には同じく表参道でモモが肩ひものない深い切り込みが入った黒のドレス姿を披露するなど、2017年の日本デビュー当時の「かわいらしい」イメージとはかけ離れたイメチェンぶりを見せており、「もはや別グループのようだ」という声さえ聞かれています。
TWICEのサナが東京・表参道でのイベントに登場し、透け感のある衣装を披露
「大人の魅力」への戦略的シフト:専門家の見解
しかし、こうした「過激化」とも取れる衣装の背景には、明確な戦略があると芸能プロ関係者は指摘します。
「『ヴィクトリアズ・シークレット』はセクシーさを売りにしたショーで知られるブランドです。今回のTWICEの衣装も、そのブランドイメージに合わせたスタイルと言えるでしょう。さらに、デビュー当時は全員が10代だったTWICEも、現在では最年長のナヨンが30歳、最年少のツウィが26歳となり、メンバー全員が成人しています。グループとして『大人の魅力』を打ち出す戦略へとシフトするのは、自然な流れなのではないでしょうか」
メンバーの成長と共に、グループのコンセプトも進化していくのは芸能界ではよくあることです。今回の「ヴィクトリアズ・シークレット」への出演は、TWICEが新たなフェーズに入ったことを象徴しているのかもしれません。しかし、その「過激化」がどこまで進むのか、そしてそれがファンの支持にどう影響していくのか、今後の動向が注目されます。
Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/1af2c7dad3c63f3a90298282d1b8c1052267b226