TBS系朝の情報番組「THE TIME,」（月～金曜・午前5時20分）が、視聴者の予想を裏切る衝撃的なエンディングを迎え、総合司会の安住紳一郎アナウンサーも困惑の表情を見せました。愛媛県西予市からの中継で繰り広げられた夏の恒例イベント「奥地の海のかーにばる」の人気企画「人間カーリング」が、番組終盤にまさかの展開を見せ、大きな反響を呼んでいます。
愛媛発「人間カーリング」の賑わいと初戦の行方
この日の中継では、愛媛「あいテレビ」の豊福海央アナウンサーが、夏の風物詩「奥地の海のかーにばる」の目玉イベント「人間カーリング」に挑戦しました。これは、海に突き出したレールの上に置かれたタライに人が乗り込み、2人が押して、いかにギリギリまで残れるかを競うというユニークな競技です。
初回挑戦では、豊福アナが地元のチームと対戦。惜しくも敗れたものの、タライは海に落ちず、微妙な結果に。豊福アナが「テレビ的に…落ちませんでした」と申し訳なさそうに謝ると、スタジオの安住紳一郎アナは「いいよー」と笑顔でフォローし、温かい雰囲気に包まれました。この時点では、誰もが平静な結末を想像していたことでしょう。
安住紳一郎アナウンサー、『THE TIME,』のスタジオで驚きの表情
誰もが予測しなかった「THE TIME,」生放送の結末
しかし、「THE TIME,」のエンディングは、その穏やかな雰囲気を一変させました。通常通り、安住アナが次番組「ラヴィット！」のMCを務める麒麟・川島明さんを呼びかけ、一瞬川島さんの映像が映し出された直後のことです。突然、中継が愛媛へと切り替わり、再び豊福アナが乗ったタライが、驚くべきスピードでレールの上を移動している様子が映し出されました。
そして、そのままタライは勢いよく海へと「ドボン！」。豊福アナは「やったー！」と両手を上げて喜びの表情を見せましたが、スタジオの様子は対照的でした。川島明さんは口をあんぐり開けて驚き、そして安住紳一郎アナウンサーをはじめとするスタジオ出演者たちは困惑した表情を浮かべたままでした。この衝撃的なシーンが映し出されたまま、番組はそのまま終了するという、異例の生放送エンディングとなりました。
愛媛あいテレビ・豊福海央アナが「人間カーリング」で海に落ちた直後の様子
忘れられない生放送のサプライズ
今回の「THE TIME,」のエンディングは、事前に知らされていなかったスタジオの安住紳一郎アナウンサーらの反応も相まって、視聴者に大きなインパクトを与えました。生放送ならではのハプニングとも言えるこの「人間カーリング」の結末は、多くの人々の記憶に残る一幕となったことでしょう。情報番組でありながらも、時に予期せぬユーモラスな展開を見せる「THE TIME,」は、今後もその動向が注目されます。
