人気ドラマ「緊急取調室」の公式インスタグラムが、今は亡き名優・大杉漣さんの貴重なショットを公開し、多くのフォロワーの感動を呼んでいる。シリーズの12年間の歩みを振り返るこの投稿は、ファンに深い感慨を与え、最終章への期待を高めている。
『緊急取調室』公式が公開した〝秘蔵ショット〟と感動の声
テレビ朝日系列の人気ドラマ「緊急取調室」（主演：天海祐希）の公式インスタグラムが、2018年2月に66歳で急逝した俳優・大杉漣さんと主要メンバーが並ぶ懐かしい写真を披露した。「12年間のキントリが歩んできた道のりを、ぜひお楽しみください」というメッセージと共に、連続ドラマ新シリーズ放送と劇場版公開を記念し、全シリーズの配信開始をアピール。この投稿に対し、「大杉漣さんおるだけで泣きそう」「渋くて素敵」「キントリが無事におわるように見守っていてください」「漣さんがいるだけで存在感」など、大杉さんを偲び、作品への愛情が込められた多くのコメントが寄せられた。大杉さんは、2014年に始まった本ドラマで、真壁有希子率いる「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバー、中田善次郎役をシーズン1と2で演じていた。
急逝した大杉漣さんを含むドラマ「緊急取調室」の主要キャストたち。左から小日向文世、田中哲司、天海祐希、桜井聖、塚地武雅、でんでんが並ぶ貴重な一枚。
12年間の集大成へ：新シーズンと劇場版『THE FINAL』の発表
「緊急取調室」シリーズは、天海祐希演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーと共に、凶悪犯と心理戦を繰り広げる人気刑事ドラマだ。10月からは待望の第5シーズンが木曜ドラマ枠で放送される。また、歌舞伎俳優・市川猿之助の逮捕の影響で公開が延期されていた劇場版「緊急取調室 THE FINAL」も、12月26日に封切られることが決定。この劇場版をもって、2014年から始まった12年にわたる人気シリーズが堂々の完結を迎えることとなる。
大杉漣さんの存在が改めて注目され、ファンに感動と期待をもたらす「緊急取調室」シリーズ。新シーズンと劇場版「THE FINAL」の公開は、長年のファンにとって見逃せない集大成となるだろう。
