「トイレに行くときも報告しろ」…韓国・世宗市公務員にパワハラ疑惑、懲戒審議へ


市監査委員会によると、被害を訴えたのは元職員。元職員は8月27日、「上司のチーム長が地位や人間関係の優位を利用し、業務の適正範囲を超えて精神的苦痛を与え、勤務環境を悪化させた行為が確認された」と通知した。

元職員は今年2月、国民申聞鼓(政府への苦情申告システム)を通じてチーム長を告発。内容には、不当な業務指示、同僚の前での公開謝罪強要、家庭事情の流布などが含まれていた。特に「今どこにいるのか、すぐ戻れ」「トイレに行くときも報告しろ」といった常軌を逸した指示があったと主張している。元職員は2025年1月に退職したが、「泣き寝入りすれば同じことが繰り返される」として申告に踏み切ったという。

監査委員会は半年にわたり当該部署の職員や関係者を調査し、事実関係を確認した。9月30日には委員長を含む7人の委員で懲戒審議を開き、チーム長の処分を決める予定だ。

チーム長はnews1の取材に「調査を受けており、今は具体的に言えない。ただ部下がそう感じたなら私の不徳の致すところ」と述べた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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