ウラン売買容疑で高校生を書類送検へ


 インターネットオークションサイトで放射性物質のウランが売買されていた事件で、警視庁が10日にも原子炉等規制法違反の疑いで東京都内の高校2年の男子生徒を書類送検する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。生徒は高性能爆薬を製造したなどとして、4月に火薬類取締法違反容疑で警視庁に書類送検されていた。

 捜査関係者によると、生徒は、ヤフーのオークションサイトで出品されていた少量のウランを落札した疑いが持たれている。

 外部からの指摘を受けた原子力規制庁が平成29年11月に「ウラン99%」などと記載された出品を確認。通報を受けた警視庁が生徒らから任意で事情を聴くなど捜査を進めてきた。

 また、生徒は無許可で放射性物質「アメリシウム」を所持していた疑いが持たれており、警視庁は放射線障害防止法違反容疑での立件を検討している。



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