香港で手製爆弾発見 大量のくぎ、殺傷力高める デモ関連捜査

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香港理工大前の路上で、大学に突入しようとする警察車両に火炎瓶などを投げる若者たち=香港(共同)

香港理工大前の路上で、大学に突入しようとする警察車両に火炎瓶などを投げる若者たち=香港(共同)
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 【香港=藤本欣也】香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は10日の記者会見で、「破壊力の大きな爆弾が発見された」と述べた。警察の発表によると、見つかったのは手製の爆弾2個で、大量のくぎを入れて殺傷力を高めていた。警察当局は一連の抗議活動との関連も含めて捜査している。

 香港メディアによると、爆弾は9日、香港島の学校の敷地内で見つかった。計10キロの高性能爆薬が詰められ、爆発可能な状態だった。携帯電話で起爆させる仕組みで、爆発すれば100メートルの範囲に被害が及ぶ可能性があったという。学校が標的にされたのではなく、爆弾の隠し場所だったとの見方が出ている。

 また、林鄭氏は10日の会見で、14日から北京を訪問し中国の指導者らと会談することを明らかにした。林鄭氏は毎年12月、習近平国家主席ら中国共産党最高指導部メンバーに対し、その年の施政報告をしている。

 林鄭氏は「特に過去半年に起きたこと」に関して報告するとしており、一連の抗議活動の状況と見通しについて説明し、党の指示を受けるとみられる。

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