韓国の道路で、相次いで落下物が車を襲う瞬間がカメラに捉えられた。ある道路では巨大な給水タンクがゴロゴロと転がってきて、トラックと衝突した。
一方、別の場所ではルーフボックスが走行中の車の上に落下し直撃した。被害者は事故に遭った恐怖に苦しんでいるという。
危ない!車道を転がる給水タンク
韓国で4月17日にドライバーが撮影していたのは、思わず目を疑う場面だった。突然、目の前から“青い物体”がこちらに向かってゴロゴロと転がってきたのだ。
その正体は、直径が車の高さほどある「給水タンク」だった。ドライバーはとっさにハンドルを切って車線変更し、衝突を回避することができた。
しかし、後ろを走っていたトラックは避け切れずにぶつかってしまっていた。このはずみで給水タンクは、路肩に止まる車の方へと転がっていた。
一体なぜ給水タンクが転がってきたのか。
現地メディアによると、この巨大な給水タンクは走行中の貨物車から落下したと伝えている。
ルーフボックスが落下…走行中の車に直撃
時に危険は思わぬところからやってくる。
同じく韓国で7月23日、高速道路を走行中のドライバーに襲いかかったのは、反対車線から勢いよく飛んできた“巨大な黒い箱のようなもの”だ。
ドライバーはなすすべも無く、車に直撃してしまう。事故後、被害に遭った車のボンネットは激しくゆがみ、フロントガラスには大きなヒビが走ってしまっていた。
一体、何が飛んできたのか。“巨大な黒い箱のようなもの”の正体、それは車の屋根に取り付けて荷物を運ぶことができる“ルーフボックス”だった。中にはキャンプ用品が入っていたという。
ドライバーはこのとき受けた恐怖で、その後、しばらく対向車両に近い車線を走れなくなってしまったという。
(「イット!」 8月4日放送より)
イット!