『BOYS II PLANET』中国人練習生ホー・ジョンシンの“問題行動”が波紋、日本人練習生ショウとの衝突も

韓国のグローバルボーイズグループオーディション番組『BOYS II PLANET』第4話において、中国人練習生ホー・ジョンシンのパフォーマンスに対する姿勢が問題視され、番組内で大きな波紋を呼んでいます。彼の単独行動とマスター陣からの叱責、さらには日本人練習生ショウとの衝突は、チーム全体の雰囲気に影響を与え、視聴者の注目を集めました。本記事では、この注目のオーディション番組で発生したホー・ジョンシンの行動とその背景、そして周囲の反応について詳細に報じます。

『BOYS II PLANET』とは?

『BOYS II PLANET』は、数々の大型オーディション番組を手掛けてきた制作スタッフによる最新プロジェクトです。この番組は、Kプラネット(韓国人練習生)とCプラネット(中国人練習生)という2つのプラネットで並行してオーディションが進行されるという新形式が特徴です。激しいバトルを勝ち抜いた少年たちが最終的に『BOYS II PLANET』に集結し、グローバルボーイズグループの座を目指します。練習生たちを支えるマスター陣には、イ・ソクフン、KINKY、KANY、ジェジュン、シャオティン、JLLICK、イム・ハンビョル、ヒョリン、べク・グヨン、JUSTHISといった経験豊富な専門家たちが参加しています。

BOYS II PLANETのロゴと参加練習生の集合写真BOYS II PLANETのロゴと参加練習生の集合写真

ホー・ジョンシンの“単独行動”とマスターからの叱責

中国人出身のホー・ジョンシン(22歳)は、“セクシー”を信条とする練習生として知られています。第4話の「1対1ランクバトル」では、8人ずつのチームに分かれパフォーマンスを披露する中、ZEROBASEONE「KILL THE ROMEO」のキリングパートを担当することになりました。しかし、中間チェックでマスターがチームメンバーにパート割りの満足度を問うと、4人が手を挙げる事態に。

BOYS II PLANETでパフォーマンスを披露するホー・ジョンシンの姿BOYS II PLANETでパフォーマンスを披露するホー・ジョンシンの姿

様子のおかしいジョンシンに、マスターのイ・ソクフンが「コンディションは大丈夫?」と尋ねると、ジョンシンは「No」と即答し、「すごく大変だし、疲れています」と不満を露わにしました。これに対し、ソクフンは呆れた様子で「みんな疲れてるよ。ベストを尽くしているの」と厳しい言葉を放ちました。

中間チェックのパフォーマンスでは、ジョンシンが振付についていけず苦戦する場面が見られました。ソクフンは「この状況をどう思うかは君たち次第だけど、できなければ脱落する。僕たちは別にどうってことないよ。君たちの人生だからね」と諭すように伝えました。ジョンシンは後に、この時の心境を「実は、本当に何度も辞退したいと思いました」と明かしています。ソクフンはジョンシンに対し、「普段の姿が大事。ジョンシンが落ち込んでいると、チームのエネルギーも沈んでしまう」と心に訴えかけるような言葉をかけましたが、ジョンシンには響かなかったようです。その後、中間チェックで渡された「LOSE」ステッカーを投げ捨て、笑いながらそれを拾う姿がカメラに捉えられました。

日本人練習生ショウとの衝突、揺るがぬ独自論

練習中に眠ってしまったり、あくびをしたりとやる気のないジョンシンの振る舞いに、日本人練習生のショウは我慢ならず、ジョンシンを問い詰めました。「中間評価ではほとんどのメンバーがLOSEステッカーをもらったのに、眠ってしまうなんて。これが練習になってる?悔しくないの? この結果が惜しいと思わないの?」と、チームを代表して率直な疑問を投げかけました。

しかし、ジョンシンは一人で練習するのが好きだというこだわりを持ち、他のメンバーとは距離を置いて単独でダンス練習を続けました。彼は自身の考えを「こういう状態だと最善を尽くせない気がします。練習だけでは足りないと思っていて、何よりクリエイティブなアイデアが必要です。これから数日は、クリエイティブな表現を中心に考えるつもりです」と展開。最終的に、パフォーマンスの細部を一人で詰め、単独行動をやめることはありませんでした。

ホー・ジョンシンのこのような姿勢は、チームワークが重視されるオーディション番組において、今後の展開にどのような影響を与えるのか注目されます。


参照元: ABEMA TIMES