来年度から午後8時まで窓口延長 大阪・寝屋川市

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 大阪府寝屋川市は来年度から、市役所本庁舎の窓口業務を平日すべてで午後8時まで延長するなど、市民サービスの利便性を大幅に高める取り組みを進めると発表した。延長した夜間などの時間帯は、住民票など証明書の発行だけでなく、相談にも一部応じる態勢を整備。市は、夜間延長した窓口で市民相談に応じるのは全国でも珍しいとしている。

 来年度に向けては、業務時間の延長だけでなく、ホテル勤務などサービスのスペシャリストとしての経験がある人材を窓口業務のリーダーとして採用するなどさまざまな方策でサービスの質を高める方針だ。

 市によると、現在の窓口業務は、本庁舎が平日午前9時~午後5時半で、木曜日のみ午後8時まで延長。さらに、毎月第4日曜日は平日と同じ午前9時~午後5時半に、窓口を開けている。

 これに対して、来年4月からは、本庁舎の平日窓口業務を1時間早い午前8時から始め、2時間半遅い午後8時まで来庁者に対応。土曜日も、午前8時~午後1時に窓口を開くこととした。延長時間のうち、午後6時半以降は、一部発行できない証明書などもあるが、後日郵送する形なら申請は可能。国民健康保険の加入や相談なども受け付ける。

 また、窓口で市民に対応する能力を向上させるため、専門の職員15人を採用して配置。うち3人はリーダー役と想定し、航空会社やホテルなどで勤務経験のある人を対象に募集する。残る12人は、サービス業での勤務経験は問わないが、実技試験で適性の有無を判断する。

 募集は来年1月開始。募集にあたっては、子育てが一段落して再就職を目指す女性や、大学などの卒業時が就職氷河期だった人といった「現状でスキルが生かせていない人材」を想定しており、おおむね40歳以上になるとみている。

 このほか、スマートフォンなどのアプリを利用した窓口予約や、証明書申請に必要な項目を事前に入力できる端末の設置などで、窓口での待ち時間削減をはかる。

 広瀬慶輔市長は「窓口サービス充実に向けて、新たなことに挑戦しながら整備を進めていきたい」と話した。

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