実業家・西村博之(ひろゆき)氏(48)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、マクドナルドの「ハッピーセット」ポケモンカードキャンペーンを巡る一連の騒動について、その私見を表明しました。このキャンペーンでは、一部顧客による転売を目的とした大量購入や、それに伴う店頭での混乱、さらには注文された食品の放置・廃棄といった問題が報じられ、社会的な関心を集めています。
マクドナルドが直面する問題点と声明
マクドナルドは11日、「ハッピーセット販売に関する大切なお知らせと当社の対応について」と題する公式声明を発表しました。この声明の中で、同社は「ハッピーセット『ポケモン』ポケモンカードキャンペーン」実施中に、転売を目的とした大量購入、店舗内外での混雑や混乱、そして購入された食品の放置や廃棄といった事象が発生したことを認めています。これは、人気の限定品が引き起こす市場のひずみと、それがもたらすフードロスという深刻な社会問題を示唆しています。
ひろゆき氏の独創的な提案
このような状況に対し、ひろゆき氏は自身のXでマクドナルドの声明を引用し、「ハッピーセットのポケモンカード配布が、転売目的の食品の放置・廃棄に繋がってる問題。店内で食べ終わったお客さんにだけポケモンカード配るようにすればよくない?」と具体的な解決策を提案しました。さらに、「フードファイター連れてきたら、それはそれでOKで」とユーモアを交えつつ、食品が消費されることを前提とする考えを示しました。この提案は、転売目的での食品の無駄をなくし、本来の「ハッピーセット」が子供たちのためのものであるという目的を取り戻すことを目指しているように見受けられます。
ひろゆき氏(西村博之氏)がマクドナルドのハッピーセット「ポケモンカード」キャンペーンにおける転売と食品廃棄問題についてコメントしている場面。
フォロワーからの多様な反応
ひろゆき氏のこの私見に対しては、フォロワーから様々な意見が寄せられました。賛同する声としては、「食べ残し、フードロスをするよりかはマシですね」「確かに、有効な対策になるかもしれません」「ナイスアイデアですね」といった肯定的な意見が多く見られました。一方で、この対策の実現性に対する懸念も表明されており、「チェックするのはめっちゃしんどい」「食べ終わったのを確認して、カード配るスタッフの人件費がキツいのでは」といった、店舗側の運用負荷やコストを指摘する声も上がりました。また、根本的な解決策として「コラボをやめて、ハッピーセットはドナルドマクドナルドにすればいいと思います」「子供のためのハッピーセットなのに、大人がハッピーになったらダメ」といった、キャンペーン自体のあり方やターゲット層を見直すべきだという意見も提唱されました。
この一連の騒動とそれに対するひろゆき氏の提言、そして社会の反応は、人気商品と消費行動、企業の社会的責任、そしてフードロス問題が複雑に絡み合う現代社会の一断面を示しています。
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