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実業家のイーロン・マスク氏は11日、アメリカのIT大手・アップルのアプリ配信ストアをめぐりアップルが独占禁止法に違反しているとして、法的措置を取ると明らかにしました。
マスク氏は11日、SNSで、アップルのアプリ配信ストアの「必須アプリ」部門に自身が手掛けるSNSの「X」や対話型AI「Grok」が表示されず、競合他社であるオープンAIの「チャットGPT」が掲載されていることに不満を示しました。
その上で、「アップルはオープンAI以外のAI企業がApp Storeで1位を獲得することを不可能にしている」などとして、「明白な独占禁止法違反で直ちに法的措置を講じる」と投稿しました。
マスク氏は12日にも、「アップルはあらゆる方法でオープンAIを執拗に宣伝することで、他のAI企業が成功するのを不可能にしている」と主張しています。
これに対し、オープンAIのサム・アルトマンCEOは、「イーロンが自分の会社に利益をもたらし、競争相手や気に入らない人々に損害を与えるためにXを操作しているとされる中、 これは驚くべき主張だ」などと投稿しています。