ロックバンド「U2」 ガザの人道危機に声明「残虐行為に正当化の余地はない」


U2のメンバー4人は声明で、おととしのイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を非難した上で「誰もが長い間、ガザで起きていることに恐怖を感じてきた。しかし、(イスラエルによる)人道支援の妨害や、ガザ市の軍事的制圧計画によって、この戦闘は未知の領域に突入した」と述べました。

U2のボーカル、ボノさんは、ガザの子どもたちが飢餓の犠牲になっていることに深い悲しみを示し、イスラエルのネタニヤフ首相を「彼が加えてきた残虐行為に正当化の余地はない」と強く非難。そのうえで、ガザとヨルダン川西岸に対する支援を適切に届けるよう求めました。

また、ボノさんは長年、アフリカへの人道支援活動を行ってきたことから、「スーダンでも内戦で200万人が飢饉に直面しているが、ほとんど報道されていない」と指摘。

当初、自分の役割はアフリカへの支援に集中することだと感じていたものの、アフリカとガザの惨状に「優先順位はつけられない」として、今回、初めて声明を出すに至ったと説明しました。

TBSテレビ



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