【ソウル共同】韓国政府は14日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を語り継ぐ記念日の式典をソウルで開いた。李在明大統領が映像メッセージを寄せ、「(日本の植民地支配から解放された)光復80年になるが、慰安婦問題は完全には解決していない。被害者の名誉が守られるようにする」と述べた。
式典で女性家族相の職務代行を務める申英淑次官は「特定国家間の歴史問題ではなく、戦時性暴力という人類の普遍的な課題として教育を充実させる」と述べた。
8月14日は元慰安婦の故金学順さんが1991年に初めて公の場で被害を語った日で、文在寅元政権が2017年に国家記念日に制定した。