東日本大震災で被災の千葉科学大で防災訓練 学生消防隊ら活躍

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訓練で火災が発生した建物に放水をする千葉科学大の学生消防隊(手前)=11日、千葉県銚子市(城之内和義撮影)

訓練で火災が発生した建物に放水をする千葉科学大の学生消防隊(手前)=11日、千葉県銚子市(城之内和義撮影)
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 千葉県銚子市の千葉科学大(木曽功学長)で11日、同県東方沖を震源とする大地震を想定した総合防災訓練が行われた。危機管理学部の学生有志でつくる学生消防隊や、教職員で構成する自衛消防組織を中心に約300人が参加。市消防本部などと連携して消防車やヘリコプターも出動する本格的な消火、救助活動が展開された。

 訓練は同日正午に市内で震度6弱を観測する地震が発生し、2階実習室で起きた火災や倒れたロッカーなどで多数の負傷者が出たとの想定で行われた。

 消火器や消火栓を使った初期消火、避難誘導、負傷者の応急手当てなどが手際よく行われ、逃げ遅れた負傷者は市消防本部のはしご車と千葉市消防局のヘリで救出。学生消防隊などの消防車からの一斉放水で訓練を終えた。

 訓練後、学生消防隊隊長で危機管理システム学科3年の石井龍汰(りゅうた)さん(21)は「消防士を目指しているので、貴重な経験になった。隊員も一人一人の目的や夢に向かって意識の向上につながったと思う」と語った。

 同大は海岸近くにキャンパスがあり、平成23年の東日本大震災では津波による浸水被害を受けた。被災経験を教訓とし、消防機関と連携した総合防災訓練や学生消防隊による訓練などを積み重ねている。

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