サニーデイ・サービス曽我部恵一、亡きメンバーへの思いを語る。「信じられない…」

深夜の下北沢で、テレビ番組「家、ついて行ってイイですか?」のスタッフがサニーデイ・サービスの曽我部恵一さんと遭遇。番組内で、ミュージシャンとして活躍する傍ら、3人の子供を育てるシングルファーザーとしての日常を公開しました。

音楽活動と子育てを両立する曽我部恵一

リビングには家族写真が飾られ、地下には音楽制作を行う部屋があるなど、仕事と家庭の両立を感じさせる曽我部さんの自宅。インタビューでは、サニーデイ・サービスの活動休止や再結成について語り、2001年に一度休止したバンドが2008年に再始動した経緯を明かしました。

曽我部恵一さんの写真曽我部恵一さんの写真

突然の別れ、いまだ受け入れられず…

しかし、再結成後のバンド活動は順風満帆とはいかず、ドラマーの丸山晴茂さんが2018年に47歳の若さで急逝。曽我部さんは「肝臓を悪くしていて…お酒なんですけど。肝硬変になって突然死といいますか…」と、当時の状況を振り返り、無念さをにじませました。

さらに、同世代のバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のチバユウスケさんの訃報にも触れ、「同じころ始めたような人でも本当に亡くなっちゃったりするんだなって…寂しいというかあまり信じられない…自分が元気だから…」と、いまだに現実を受け止めきれない心情を吐露しました。

サニーデイ・サービスの軌跡

1990年代後半、フォークミュージックを現代的に昇華させた楽曲でJ-ROCKシーンに新風を吹き込んだサニーデイ・サービス。2000年に一度解散するも、2008年に再結成。現在も国内外で多くのファンに支持されています。

同世代のミュージシャンの死と向き合う

曽我部さんの言葉からは、共に音楽シーンを駆け抜けた仲間を失った悲しみ、そして、自分だけが生きているという現実への戸惑いが感じられます。こうした経験は、彼の音楽活動にも大きな影響を与えているのではないでしょうか。今後のサニーデイ・サービスの活動にも注目が集まります。

まとめ

曽我部恵一さんは、音楽活動と子育てを両立しながら、亡き仲間への思いを胸に活動を続けています。彼の率いるサニーデイ・サービスの音楽は、これからも多くのファンに感動と勇気を与えてくれることでしょう。