佳那晃子と夫・源高志、運命の出会いから結婚へ:女優と放送作家が歩んだ知られざる愛の軌跡

2013年に突然のくも膜下出血で倒れて以来、表舞台から遠ざかっている女優の佳那晃子さん(69)。彼女を12年半支え続けてきた夫で放送作家の源高志さん(77)は、その苦難の道のりと共に、夫婦が歩んできた波乱万丈の過去を明かしました。本記事は、病に至るまでの二人の運命的な出会いから、数々の困難を乗り越えて結婚に至るまでの知られざる愛の軌跡に焦点を当てます。

くも膜下出血で倒れて以降、表舞台から遠ざかっている女優・佳那晃子さんくも膜下出血で倒れて以降、表舞台から遠ざかっている女優・佳那晃子さん

1980年代後半:運命的な出会いの舞台裏

佳那晃子さんと源高志さんの出会いは、1980年代後半の渋谷にあるスタジオでした。当時、源さんが手掛けていた正月特番の制作現場でのことです。プロデューサーから「豪華なメンバーを」との要望に対し、キャスティングされた3人の女優・タレントの一人が佳那晃子さんでした。当時の佳那さんは、映画『ザ・ウーマン』『魔界転生』『陽暉楼』、テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』など多数の話題作に出演し、その整った美貌と時に大胆で妖艶な演技で売れっ子女優として活躍していました。一方、源さんは『スター誕生!』『カックラキン大放送』といった人気番組の構成を手掛ける、これまた人気の放送作家でした。源さんは当時、佳那さんの出演作をあまり見ていなかったため、彼女のことを知らず、その打ち合わせが二人の初めての出会いとなりました。

1980年代後半に売れっ子女優として活躍した佳那晃子さんのプライベートショット。当時からその美貌は注目を集めた1980年代後半に売れっ子女優として活躍した佳那晃子さんのプライベートショット。当時からその美貌は注目を集めた

関係の発展、そして結婚への道のり

正月特番の高視聴率を受け、番組はレギュラー化が決定。古舘伊知郎さんやとんねるずも出演する人気番組へと成長しました。このレギュラー化により、佳那さんと源さんはしばしば顔を合わせるようになります。収録の合間にお茶を共にするようになり、それがきっかけでデートに発展、やがて交際へと進んでいきました。当時、源さんには妻子がいましたが、すでに10年近く別居しており、実質的な破綻状態にあったといいます。しかし、子どもが高校生になるまでは籍を抜かないという約束があったため、二人の結婚までには3〜4年の歳月を要しました。1990年に結婚した二人の関係がマスコミによって報じられたのは、さらに1年後のことでした。

逆境を乗り越える二人の愛

佳那晃子さんと源高志さんの愛の軌跡は、仕事上の出会いから始まり、互いの境遇と理解を深めながら、着実に進んでいきました。1億7000万円の借金という大きな経済的困難や、長期にわたる別居という複雑な背景を乗り越え、遂に結ばれた二人の結婚は、その後の過酷なリハビリ生活を支える揺るぎない絆の礎となりました。この波乱に満ちた道のりが、彼らの夫婦関係をより強固なものにしたと言えるでしょう。

出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/99c42b24c64d3e3eab58ef731dda7b8b5580d995