フィリピンの首都マニラで、日本人男性2人が銃撃され死亡した事件で、地元警察は容疑者が逃走に使ったバイクを現場近くで押収したと発表しました。
この事件はマニラで15日、▼静岡県出身のナカヤマ・アキノブさん(41)と、▼福岡県出身のサトリ・ヒデアキさん(53)が、男に銃で撃たれ死亡したものです。
防犯カメラには容疑者とされる2人組の男が被害者の所持品を奪い、バイクで逃走する様子が映っていましたが、その後、地元警察は18日、特徴の似たバイクが近くの路上に乗り捨てられているのを発見し、押収したと発表しました。
事件現場は、バーやナイトクラブが集まる歓楽街で、目撃者によりますと、タクシーを降りた日本人2人は店の客引きから声をかけられていた際、背後から近づいてきた男にいきなり撃たれたということです。
日本人2人が乗っていたタクシーには、フィリピン人1人が同乗していましたが、事件後、現場から立ち去っているということで、地元警察が行方を捜査しています。
TBSテレビ