2020年6月に報じられた“多目的不倫”騒動以来、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建氏は、地上波のテレビ番組での露出が激減している。一方で、妻である佐々木希氏は、今年7月2日放送の『1周回って知らない話 2時間SP!』(日本テレビ系)で当時の苦悩を語り、大きな反響を呼んだ。世間の関心が再び集まる中、渡部氏の現在の活動状況や新たな収入源、そしてSNSで見せている外見への注目が高まっている。
地上波復帰遠い渡部建の現状と新たな活動拠点
渡部建氏の芸能界への本格復帰は依然として困難な状況が続いている。スポーツ紙記者の情報によると、彼はインターネット配信番組での露出は増えているものの、かつての「お茶の間の顔」として完全にカムバックしたとは言い難い。現在は、以前から定評のある“食通キャラ”を活かし、オンラインでの活動に軸足を移している。
“食通キャラ”を活かした収益化戦略:グルメコミュニティとTikTokサブスク
渡部氏は、その豊富なグルメ知識を活かした独自の収益源を確立している。月額980円の「くいしんぼ広場」というグルメコミュニティを運営し、1000人以上の会員を獲得しているという。さらに、月額880円のTikTok有料サブスクリプション会員向けにもグルメ情報を発信しており、こちらも200人以上の会員がいるとのことだ。現在の渡部氏にとって、これらの有料サービスからの収入は非常に大きなものとなっている。
深夜まで続くTikTokライブと積極的な勧誘
TikTokでは、新規サブスク会員獲得のため、ほぼ毎日ライブ配信を行っている。深夜まで及ぶことも少なくないというこの配信では、サブスク入会者限定のLINEオープンチャットへの参加も促される。ここではメンバー同士でグルメ情報を交換したり、渡部氏本人におすすめの飲食店を尋ねたりすることが可能だ。8月14日深夜の配信では、渡部氏自身が「1回のランチ代くらいで有益な情報を得ることができる」と視聴者に訴えかけ、積極的な勧誘を行っていた。
ファンからの懸念:「やつれた」「70代に見える」衝撃の近影
多目的不倫騒動後のアンジャッシュ渡部建、やつれた表情でスマホを見る様子
必死にサブスク会員を増やす一方、渡部氏のライブ配信中の外見には、ファンから様々なコメントが寄せられている。「70代くらいに見える」「疲れてますか?」「おじいちゃんになりすぎや」「なんかやつれてる」といった、彼の容姿の変化に対する驚きや心配の声が目立つ。芸能ジャーナリストによると、これはテレビやネット番組出演時の軽いメイクやヘアセットがない、自宅での“すっぴんノーセット”状態でのSNS配信による印象の違いが大きいという。あるいは、表舞台に立つ機会が減ったことによる心境の変化が、外見に表れている可能性も指摘されている。
渡部建氏は、新たな活動の場を見出しながらも、未だ“完全復活”への道のりは遠いようだ。妻・佐々木希氏が過去の困難を乗り越えて前向きな姿勢を見せる中、渡部氏が再び多くの人々の前に立つ日は来るのだろうか。