警視庁巡査の口座に詐欺被害金 不正開設、1100万円以上入金


 書類送検容疑は2月下旬、他人に譲渡する目的を隠し、自分で使うように見せかけて口座を開設した疑い。巡査はX(旧ツイッター)で「銀行の口座を買います」との書き込みを見て開設、インターネットバンキングのIDやパスワードを25万円で売ったとみられる。

 警視庁に特殊詐欺の被害相談があった口座を調べたところ、巡査が開設したものと判明。複数人が被害に遭い、金は全て引き出されていた。

 巡査は「投資で借財が膨らみ、返済に困ってお金が欲しかった」と認めている。警視庁警務部の菅潤一郎参事官は「全国警察が特殊詐欺対策に取り組む中、言語道断の行為。厳正に処分した」とコメントした。



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