家族を連れてイギリス・コッツウォルズ地方のチャールベリーという町を訪れたバンス氏。しかし、地元住民から“独特”の歓迎を受けることに。
大勢の人々が「帰れ」と書いたプラカードを掲げ、抗議デモに参加するため、集まっていた。地元の公園では、デモ参加者による「恥を知れ」「アメリカに帰れ」といった声が響いた。
抗議デモ参加者は、イギリスのニュース番組「LBC」のインタビューに応じた。
デモ参加者のひとりは、米副大統領の訪問に対して「偽善だ」と語った。
「道路が封鎖されて、友人はたった20分の距離を移動するのにも列を待たされました。普段は警察なんてめったに見ないのに、バンや車があちこちを走り回っています」
「しかも彼(バンス氏)は、私たちの国をけなしておきながら、半年後には休暇に来る人です。まったく偽善だと思います。こんな片田舎で警察がここまで動員されるなんて異常です」
ある男性は、バンス氏の訪問に対して「政治的な意味がある」と語る。
「本来なら休暇を楽しんでいる人に抗議するつもりはありません。でも、今回は政治的な意味がある」
「実際に外務大臣とも週末を過ごしていて、ただの観光ではないんです。だから、政治的な行動に対して政治的に抗議するのは当然だと思います」
普段は静かな町が一変したと、地元住民は声を揃えている。「3日間で15台以上の警察車両を見た」「渋滞で町から出られない」など、過剰な警備が住民生活に影響を及ぼしているようだ。
一方で、「普通の車で来ていれば誰も気づかなかったはずだ」と、騒ぎそのものが大げさすぎるという意見もみられた。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:香川 晴彦
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