平野莉玖、主演映画「センティエントゲーム」降板を公式発表：「今までにない憤り」

平野紫耀さんの弟であり、アパレルブランド社長兼アーティストとして活動する平野莉玖さんが、2025年8月25日、主演を務める予定だった映画「センティエントゲーム」からの降板を正式に発表しました。自身の公式サイトでは降板に至る詳細な経緯を説明し、インスタグラムでは「今までにない憤りを感じています」と率直な心境を吐露。この異例の事態が、多くのファンや関係者の間で大きな波紋を広げています。

映画「センティエントゲーム」降板経緯：度重なる制作遅延と一方的通告の波紋

平野莉玖氏の公式サイトが伝えたところによると、映画「センティエントゲーム」は撮影開始以降、度重なるスケジュール遅延が発生し、当初の撮影計画が大幅に変更されました。平野氏側は最大限の協力を行いましたが、状況は改善されませんでした。

さらに、当初のプロデューサーやキャスティング関係者との連絡が滞り、制作進行状況や公開時期に関する確認が取れない状況が続きました。

そうした不透明な状況下で、平野氏の事務所は衝撃的な事実を知るに至ります。それは、担当プロデューサーから一切の説明がないまま、平野氏が主演から降板させられ、すでに別の俳優が主演を務める形で制作が進行していたというものです。この一方的な通告に、強い憤りが表明されました。

平野氏自身は撮影の一部に参加していましたが、この経緯を受け、正式な降板を決断しました。ファンや関係者に向けて、このような形での報告となったことへ心よりお詫びを表明しています。この一件は、映画制作における契約不履行やコミュニケーション不足の深刻な問題を示唆しています。

平野莉玖が明かした「今までにない憤り」とSNS上の反響

平野莉玖氏は2025年8月25日、自身のインスタグラムストーリーズにて、映画降板について改めて言及。「お伝えしたい内容全てオフィシャルサイトに書かせて頂きました」と述べた上で、特にファンへの深い謝罪の意を表しました。

平野莉玖氏が映画降板について心境を明かしたインスタグラム投稿の様子

彼は「期待して待っていてくれたファンの皆様本当にごめんなさい」と謝罪し、「すごく悔しい思いをしましたし、1番は皆さんを悲しませてしまうという事で今までにない憤りを感じています」と率直な心境を明かしました。

一方で、平野氏は前向きな姿勢を示しています。「この気持ちをいつまでも抱えても誰もいい気持ちにはなれない」とし、「今日だけ、今日だけは悔しい思いをして明日からは切り替えて前に進もうと思います」と、逆境を乗り越える強い意志を表明しました。

この降板報告を受け、ソーシャルメディア「X」では多くの反響が寄せられています。「酷すぎ」「怒りが込み上げたけど、莉玖くんにもっと素敵な出会いが待ってるはず」「これは可哀想すぎる」「制作発表もしてるのにありえない！」といった、平野莉玖氏への共感や制作側への批判の声が相次ぎました。ファンは彼の今後の活動に温かい期待を寄せています。

今回の平野莉玖氏の主演映画「センティエントゲーム」降板は、制作側の不手際と一方的な通告が招いた異例の事態でした。公式サイトでの詳細な説明、そしてインスタグラムで吐露された「今までにない憤り」は、平野氏の誠実さとプロ意識を示すものです。多くのファンが彼の状況に共感し、その前向きな姿勢を支持しています。彼の言葉通り、この経験を糧に今後のアーティスト活動でさらなる飛躍を遂げることを期待せずにはいられません。