国際協力機構(JICA)が発表した国内4都市をアフリカ諸国の「ホームタウン」と認定したことを巡り、ナイジェリアのホームタウンとなった千葉県木更津市は25日朝から対応に追われた。
【実際の画像】木更津市役所のグーグルマップ表記が「ナイジェリア市役所」に
市のホームページで一部の交流サイト(SNS)で投稿されている「移民の受け入れではないか」との懸念を否定する渡辺芳邦市長のコメントを出したものの、焼け石に水。市役所には市民らからの問い合わせが殺到している。
市オーガニックシティ推進課の担当者は同日午後、産経新聞の取材に「職員8~10人で対応しているが、朝の始業時間から電話が鳴りやまない。誤った情報が広がっている。不本意だ」と話した。問い合わせ内容は「移住や移民の受け入れではないのか」と心配する声が多いという。