女優の高畑充希（33）が27日、都内で行われた映画「秒速5センチメートル」（10月10日公開、奥山由之監督）の完成報告会に登場した。夫・岡田将生（35）との第1子妊娠発表後、初の公の場で、新海誠監督作品初の実写化となる本作への思いを語った。
実写映画「秒速5センチメートル」での高畑充希の挑戦
新海誠監督の同名アニメーションを実写化した本作は、主人公・遠野貴樹の18年間を幼少期から社会人まで、三つの時代で繊細に描く。
高畑はヒロイン・篠原明里を演じ、原作ファンの視点から明里を「高嶺の花。女神のような存在」と語った。オファー時には「間違いだと思った」と戸惑いを隠さず、「恐怖が8、9割だった」と重圧を吐露。しかし、台本を読み進める中で明里との共通点を見出し、10年来の盟友である奥山監督や信頼できる仲間の支えが力となった。完成を迎え、「最高にいい選択だった」と喜びを噛み締めた。
映画「秒速5センチメートル」完成報告会で笑顔を見せる高畑充希。第1子妊娠発表後、初の公の場に登場した女優の明るい表情を捉えた一枚。
幸せをまとうマタニティスタイルと今後の活動
この日、高畑はブラックのミニ丈衣装で登場し、ピンク色の靴下をアクセントに美しい脚を披露。少しふっくらとしたお腹は、ロング丈のジャケットで優しく包み込むようなエレガントなマタニティスタイルで、幸せオーラを放っていた。
私生活では昨年11月、俳優・岡田将生と結婚。今年7月、待望の第1子妊娠を公表し、公私ともに充実している。26日には自身のSNSで芸能活動20周年記念プロジェクトを発表。「妊婦なのでゆっくりやります笑」とファンへメッセージを送り、今後の活動への抱負を伝えた。
映画での新たな挑戦、そして母となる喜びを胸に。高畑充希の女優業と私生活の両面での輝きに、今後一層の期待が寄せられる。
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