サッカー韓国代表のスター選手、孫興慜(ソン・フンミン)氏(33、ロサンゼルスFC)が、生涯初の野球の始球式に登場し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が見守る前で完璧なストライクを投げ込みました。この日は、大谷選手が2年ぶりの勝利投手となる記念すべき日でもあり、日韓のトップアスリートが交錯する瞬間が注目を集めました。
孫興慜選手、初のマウンドで輝く
現地時間27日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたドジャース対シンシナティ・レッズ戦の前に、孫興慜選手が始球式を務めました。背番号7と「SON」の文字が入ったドジャースのユニフォーム上着に、青いスナップバックキャップとジーンズ姿でマウンドに上がった孫選手は、明るい表情で肩を慣らした後、右手でボールを投じました。そのボールはまるでサッカーのフリーキックのような美しい軌道を描き、ストライクゾーンの真ん中に吸い込まれる「完璧なストライク」となりました。捕手を務めたのは、ドジャースで孫選手と同じ背番号7をつけるサイ・ヤング賞受賞投手のブレイク・スネル投手です。スネル投手は普段から韓国に関心が高い「知韓派」として知られています。
孫興慜選手がドジャースタジアムのマウンドで野球の始球式を行い、笑顔を見せる。
大谷翔平選手、復活の白星
一方、この日の試合に先発登板した大谷翔平選手は、5イニングを2被安打2四球9奪三振1失点に抑える快投を披露し、チームの5-1での勝利に大きく貢献しました。肘の手術から長いリハビリ期間を経て、大谷選手が勝利投手となったのは2023年8月以来、実に2年ぶりとなる歴史的な瞬間でした。打者としても1番打者で出場し、5打数1安打1得点を記録するなど、投打にわたる活躍を見せました。
スターたちの交流:BTS Vからソン・フンミンへ
これに先立つ25日(現地時間)には、人気グループBTSのV氏もドジャースのホーム戦で始球式を行っており、V氏は大谷選手と短く挨拶を交わし、軽く抱擁する姿が見られました。しかし、孫選手の始球式が行われたこの日は、大谷選手が先発投手として登板したため、孫選手と大谷選手がマウンド上で直接対面する機会はありませんでした。VIP観客席で父ソン・ウンジョン氏と共に観戦していた孫選手は、スマートフォンを手に打席に立つ大谷選手を撮影するなど、熱心に応援する様子が中継カメラに捉えられました。
まとめ
孫興慜選手による「完璧ストライク」の始球式と、大谷翔平選手の2年ぶりとなる勝利投手の瞬間が重なり、ドジャースタジアムは日韓のトップスターによる熱い交流の場となりました。スポーツとエンターテインメントの枠を超えたこうした交流は、世界中のファンにとって記憶に残る貴重な経験となり、今後の国際的なイベントへの期待感を高めるものです。