ちゃんよたが語る「強さへの渇望」の原点:元警察官・セクシー女優からプロレスラーへ

元警察官、そしてセクシー女優という異色の経歴を持つ現役プロレスラー、ちゃんよた。彼女の人生を貫く揺るぎないテーマは「強くなりたい」という純粋な渇望だ。痛みすらも「生きている実感」に変え、リングに立ち続ける彼女の半生と、その動機となった過去の出来事を深掘りする。

プロレスラーとして活躍するちゃんよたさん。元警察官・セクシー女優という異色の経歴を持つ彼女のポートレート。プロレスラーとして活躍するちゃんよたさん。元警察官・セクシー女優という異色の経歴を持つ彼女のポートレート。

異色のキャリア:「嘘ではない」元警察官の過去

ちゃんよたさんは、自身の元警察官という経歴が「嘘ではないか」と疑われることすらあると明かす。セクシー女優としての活動があったため、それが「作品の設定」だと誤解されることも少なくないという。しかし、彼女の口からは「全てが本当のこと」であると語られ、自身でも「複雑で、わけがわからない経歴だ」と感じている様子が伺える。

「強くなりたい」の原点:学生時代のストーカー被害

その全てのキャリアを通じて、ちゃんよたさんが筋力トレーニングを続けてきた背景には、「強くなりたい」という一貫した思いがある。その原点となったのは、警察官になる前の学生時代に経験したストーカー被害だった。コンビニエンスストアでのアルバイト中に被害に遭い、「自分が弱そうに見えるから、なめられるんだ。ストーカーされるんだ」と感じたという。このままではいけない、強くならなければならないという切迫した思いが、彼女の人生の全ての始まりとなった。相手への怒りが行き場を失い、この感情をどこにぶつければ良いのか分からずに苦しんだと述懐する。

警察官への道:怒りを力に変え、自己鍛錬の場へ

ストーカー被害から生まれた怒りと「強くなりたい」という思いは、ちゃんよたさんを警察官への道へと駆り立てた。「警察官になったら、こういう悪いやつをたくさん捕まえられそうだな」という動機に加え、警察学校の厳しいイメージに惹かれ、そこで「自分自身を鍛え直せるのではないか」と考えたという。彼女にとって、警察官という選択は、単なる職業ではなく、自己防衛と公正への渇望、そして強くなるための手段だったのだ。

想像を絶する警察学校の現実:自由なき日々

その思いを胸に警察学校に入学したちゃんよたさんは、想像通り、あるいはそれ以上に過酷な現実を体験した。彼女にとって「人生で一番きつかった」と語るほどの日々だったという。自由は全くなく、携帯電話は全て没収され、外部との接触は完全に遮断された。特に最初の1ヶ月間は、警察学校の敷地内から一歩も出ることが許されなかったと、当時の厳しい状況を語る。

結び

ちゃんよたさんの「強くなりたい」という根源的な渇望は、学生時代のストーカー被害という個人的な体験から生まれた。その思いが、警察官、セクシー女優、そして現在のプロレスラーという、一見すると全く異なるキャリアを繋ぐ一本の軸となっている。過酷な経験を乗り越え、自己を鍛え続ける彼女の物語は、多くの人々に共感と示唆を与えるだろう。

参考文献